![]() 光バランスによりシーンの設定を制御するためのユーザーインターフェース
专利摘要:
照明器具の設定の制御および光シーンのカスタム化を容易にすることユーザーインターフェース(240)は、メモリ(230)内に記憶された照明シーンに関連するボタン(410)を有する。これらボタン(410)のうちの1つが選択されると、焦点光源を含む焦点グループとして、関連する照明シーンが選択され、残りの光源は周辺グループに含まれる。ユーザーインターフェース(240)のコントラストスイッチ(430、435)は、周辺グループに対する焦点グループの比を変更することができ、明るさスイッチ(440、445)は、焦点光源の強度レベルおよび/または残りの光源の周辺強度レベルを、ある係数で乗算することによって、強度を変更することができる。 公开号:JP2011510443A 申请号:JP2010542714 申请日:2009-01-13 公开日:2011-03-31 发明作者:ヨハネス;ペー;ウェー バーイェンス;ブラム;エフ ヨーセン 申请人:コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ; IPC主号:H05B37-02
专利说明:
[0001] 本発明は、ハンス・バーイエン氏により「2つのライトグループのためのシーン設定制御」を発明の名称として、2007年12月20日に出願され、コーニックレッカフィリップスエレクトロニクスN.V.に譲渡された、欧州特許出願第EP07123858.8号明細書(代理人整理番号PH009144)に関するものであり、本明細書ではこの欧州特許出願全体を参考例として援用する。 本発明は、シーン設定パラメータを容易に選択し、変更するために、少なくとも2つのグループにグループ分けされた光源を制御するためのデバイス、方法およびシステムに関する。] 背景技術 [0002] 豊富な体験を提供し、生産性、安全性、効率およびリラクゼーションを改善するために、照明システムの使用が増加している。光システムは、小売業界およびホテル業界のような専門業界だけでなく、家庭の領域も含む多くの分野に対して、より高度でフレキシブルになり、かつ統合されつつある。この分野は、LED照明(発光ダイオードまたはソリッドステート照明)の到来によって刺激を受けている。今日の一般的な光源と比較して効率が高いことだけでなく、光の属性、例えばカラーおよび強度を変えることができる光を提供することが容易なことにも起因し、LED照明システムは急増すると予想されている。] [0003] 高度な光源、システムおよびネットワークは、所望する属性の光およびプリセットされた光シーンを提供できる。従来のシーン設定制御は、ユーザーが選択できるプリセット値を創出することによって行われている。例えば、ユーザーが個々の光源の設定(カラー、光の強度)を調節することにより、所望するシーンを創出し、その結果を新しいプリセット値としてメモリに記憶するか、または現在のプリセット値に上書きしている。] [0004] 2つ以上の光源を有する部屋では、数種の光シーンを創出できる。ディミング可能であり、カラーを変えることができる制御可能な光源を用いれば、ユーザーはスペース内に驚くほどの数のシーンを創出できる可能性を有する。適当な光で部屋の中の異なる活動をサポートし、容易にするためには、ユーザーまたは人は、光シーンを操作するためのある程度の自由度、例えば、光出力および異なる光源間の光のバランスを変更できる、ある程度の自由度が必要である。従って、過度な困難を生じず、または訓練を必要することなく、直感的に、快適で楽しいシーンを設定できることが望ましい。] [0005] これら光源がディミング可能であり、光源の数が5つよりも多くなった場合、創出できるシーンの数は膨大になる。これまで光シーンは、各照明器具のディミングレベル、すなわち強度レベルを別々に設定することによって創出している。訓練を受けていないユーザーにとって、一般に最適な設定ポイントを探すのが困難である。更に個々の光源の制御にも手間がかかる。] [0006] 光シーンを制御するためのストレートフォワードな解決方法として、家庭、例えばリビングルームでよく行われるように、またはオフィスおよびショップのような商業的建物の場合のように、プリセット値を使用することによって、各光源、ランプまたは照明器具を別々に制御する方法がある。しかしながら、所望する設定を得るか、または選択するために、光源を別々に制御し、ディミング可能なランプのすべを微細チューニングすることは、特にランプが5つ以上の場合には複雑である。また、訓練を受けていない場合、制御の結果が最適ではないことがある。更に、プリセット値を用いることは、使用がより簡単であるが、カスタム化はできない。] [0007] 従来の照明制御のためのユーザーインターフェースは、パイル氏を発明者とする米国特許出願公開第2002/0193913号明細書に記載されているように、光シーンを定義し、選択し、変更することを含む。本明細書では、この米国特許出願公開明細書全体を参考例として援用する。照明制御のための別のユーザーインターフェースは、2007年6月29日に出願され、コーニックレッカフィリップスエレクトロニクスN.V.に付与された欧州特許出願第EP07111416.9号明細書に記載されているように、照明すべきスペースの光景をグラフィックに表示している。本明細書では、この欧州特許出願明細書全体を参考例として援用する。他の照明制御システムは、サマーランドを発明者とする国際公開第WO2006/008464号パンフレットに記載されているように、光源を別々に制御することを含む。本明細書では、この国際公開パンフレット全体を参考例として援用する。別の照明制御システムは、モーガンを発明者とする米国特許出願公開第2006/0076908号明細書に記載されているように、アドレス指定可能な光源を有する照明ネットワークを、光シーンの制御および創出をより容易にするためのゾーンに分割し、所望するシーンを提供するために照明プログラムまたはスクリプトを実行することを含み、本明細書ではこの米国特許出願公開明細書全体を参考例として援用する。] [0008] 更に、本明細書で全体を参考例として援用する、ボローニンを発明者とする米国特許出願公開第2004/0183475号明細書は、2つのグループの光源を制御することを述べている。すなわち第1電源が2つのカラーを発生するための第1グループのうちの2つの光源を制御し、第2電源が第3のカラーを発生するための第2グループのうちの第3光源を制御する。双方の電源を制御するための1つのコントローラが設けられているが、他方、第2電源だけを制御するための第2コントローラも設けられている。本明細書で全体を参考例として援用する、ガイギンガーに付与された米国特許第6,118,231号明細書に記載されているような、別の照明制御システムでは、ボリュームパラメータを変更することにより、部屋内の全体の視感または明るさを調節し、バランスパラメータを変えることにより、2つの光源または光源のグループの光の強度の比を調節している。このような調節は、2つの組の光源またはグループのパラメータに値dSを加算したり、前記パラメータから値dSを減算することにより行われている。特に双方の組にdSを加える(dS1=dS2)と、比が変わることなく全体の明るさが増加し、dSを一方の組に加え、別の組からは減算する(dS1=−dS2)と、全体の明るさを変えることなく比が変わる。] 発明が解決しようとする課題 [0009] かかる進歩にもかかわらず、経験のないユーザーでも光シーンを短時間で、かつ快適に創出できるようにし、個々の照明器具の設定の制御および光シーンのカスタム化の手間のかかる方法を解消する、より直感的なシーン設定制御システムが望まれている。] [0010] 従って、光シーンを簡単に選択し、カスタム化できるように、光グループの光の属性を変えるよう、グループ分けされた光源を制御する簡単な光制御システムが望まれている。] [0011] 本システムおよび方法の目的は、従来の制御システムの欠点を克服することにある。] 課題を解決するための手段 [0012] 説明のための一実施形態によれば、ユーザーインターフェースは、メモリ内に記憶されている照明シーンに関連するボタンを備え、これらボタンのうちの1つを選択すると、焦点光源を含む焦点グループとして、関連する照明シーンが選択され、残りの光源は周辺グループに含まれる。周辺グループに対する焦点グループの比を変更するようにユーザーインターフェースのコントラストスイッチを構成でき、焦点光源の焦点強度レベルおよび残りの光源の周辺強度レベルのうちの少なくとも1つをある係数で乗算することによって強度を変更するよう明るさスイッチを構成できる。焦点光源は、第1の関係に従って互いに関連する個々の焦点強度レベルを有し、残りの光源は、第2の関係に従って互いに関連する個々の周辺強度レベルを有し、コントラストスイッチは、第1の関係および第2の関係を変更することなく、比を変えるように構成できる。] [0013] 以下に説明する詳細な説明から、本デバイス、システムおよび方法の適用可能な別の分野が明らかとなろう。システムおよび方法の一実施形態を示す詳細な説明および特定の例は、単に発明を説明するためのものであり、発明の範囲を限定するものではない。] [0014] 次の説明、添付した特許請求の範囲および添付図面から、本発明の装置、システムおよび方法の上記およびそれ以外の特徴、様相および利点について、より良好に理解できよう。] 図面の簡単な説明 [0015] 一実施形態に係わる、照明用光領域のための光源を含み、光シーンを提供するスペースのマップを示す。 一実施形態に係わる説明のための光制御システムを示す。 別の実施形態に係わる、焦点のパーセント対周辺のパーセントのシーンダイヤグラムを示す。 別の実施形態に係わる説明のための制御デバイスを示す。] 実施例 [0016] 所定の実施形態の次の説明は、当然、単なる例にすぎず、決して発明、その応用または用途を制限するものではない。本システムおよび方法の実施形態の次の詳細な説明では、発明の一部を形成する添付図面を参照する。この添付図面には、以下説明するシステムおよび方法を実施できる特定の実施形態が説明のために示されている。これら実施形態は、当業者が現時点で開示するシステムおよび方法を実施できる程度に十分詳細に記載されており、他の実施形態も利用でき、本システムの要旨から逸脱することなく、構造上または論理的変更を行うことができると理解すべきである。] [0017] 従って、次の詳細な説明は、発明を限定するものと解してはならず、本システムの範囲は添付された特許請求の範囲のみによって定められる。図中の符号の先行する数字は、一般に図面の番号に対応するが、例外として多数の図に記載される同一部品は、同じ符号で識別する。更に明瞭にするために、周知のデバイス、回路および方法の詳細な説明は省略し、本システムの説明を不明瞭にしないようにしている。] [0018] 光制御デバイス、システムおよび方法の次の説明は、グループ、例えば焦点グループと周辺グループとに分割された光源の強度をディミングまたは変更し、および/またはこれら光源のカラー値を変更し、特定のシーンを構成する、所望するバランス、コントラストまたは光効果を提供することに関連する状況を含む。これらデバイス、システムおよび方法は、家庭のスペース、例えばリビングルーム、キッチン、寝室、浴室、ホテルの客室、店舗およびその他の住居、小売すなわち商業的スペースにも適用できる。] [0019] 焦点領域とその周辺のすべてとの間の光バランスを変更することにより、個々のシーンをカスタム化できる可能性を有する直感的シーン設定制御のためのユーザーインターフェースが提供される。次の記載は、家庭のリビングルームおよびホテルの客室に関連するものである。しかしながら、任意のタイプの部屋またはスペース、例えば店舗、浴室、キッチン、寝室、レストラン、オフィス、ミーティングルーム、ロビー、応接室などに対する光シーンの選択およびカスタム化にも同様なユーザーインターフェースも利用できると理解すべきである。] [0020] 図1に示されているリビングルーム100のような単一スペースでは、例えば任意のタイプの接続および/またはネットワーク、例えば有線ネットワークまたは無線ネットワークを介し、照明具をグループ状に選択的に接続できる。これらグループは、ユーザーがあらかじめ選択してもよいし、および/またはユーザーが選択できるようにしてもよい。図示するように、図1では4つの異なるグループG1、G2、G3、G4、G5が示されており、各グループはスペース内の所定のエリアのためのメインとなる光効果をサポートしている。例えば、次のランプまたは照明具を次のようにグループ分けできる。すなわちグループG1はテレビ115の近くのテレビ(TV)用ライト110を含み、グループG2はカウチ124、126および/またはスモールテーブル128の近くの読書用ライト120、122を含み、グループG3はテレビ領域のための1つ以上のランプ130の一般的な照明を含み、グループG4はダイニングルーム領域のための1つ以上のランプ140、142、144、146の一般的な照明を含み、グループG5はダイニングテーブル156の近くのダイニングテーブル用ライト152、153、154を含む。当然ながら、任意の部屋またはスペースに対して任意の別の、または追加的光源、すなわちランプを設け、ユーザーが選択できる種々のグループにグループ分けすることもできる。] 図1 [0021] 図2は、符号220により全体が示された、制御可能な光源に作動的に結合され、これら光源を制御するようになっているプロセッサ210を含む一実施形態に係わる光制御システム200を示す。このプロセッサはメモリ230にも作動的に結合でき、メモリ230は種々のプリセット値、光シーン、スクリプト、アプリケーションデータおよび光源220を制御するようプロセッサ210によって実行するための、その他のコンピュータで読み取り可能かつコンピュータが実行できる命令を記憶している。プロセッサまたはコントローラ210は、焦点グループと周辺グループとの比だけでなく、グループ、例えば焦点グループおよび/または周辺グループに含まれる光源(例えばディミング/強度およびカラー値)の比または関係を変更することも含む、上記方法のうちの1つまたはその組み合わせに従い、強度および/またはカラーのような光の属性を変更するよう、光源220を更に制御するようにもできる。プロセッサまたはコントローラ210は、例えば焦点グループおよび/または周辺グループの強度を変えることにより、シーンの全体の強度を変えるようにもできる。プロセッサ210は、焦点グループおよび/または周辺グループ内の1つ以上の光源の強度を更に変更するようにもできる。かかる作動は、プロセッサ210によって実行できるよう、メモリ230内にコンピュータが読み取りでき、かつ実行できる命令として記憶してもよい。] 図2 [0022] 光源220は、ユーザーが選択し、制御できるように、記憶できるシーンを構成するよう、焦点グループと周辺グループとにグループ分けできる。各グループ内の光源の間の関係も、プリセットされた記憶シーンの一部として記憶することもできる。例えば1つのプロセッサ記憶シーンを読書用シーンとすることができ、この場合、読書用光源120、122は焦点グループF内にあり、これら光源は次のディミングまたは強度値F[0.9、0.8]、すなわち9対8の比、すなわち9:8の関係となっている。残りの光源は周辺グループS内にあると見なされる。簡潔にするために、周辺グループS内には5つの光源があると仮定した場合、プリセットされ、記憶された読書用シーンのための5つの周辺光源は、例えば次のプリセットされた関係、すなわちディミング/強度値S[0.7、0.8、0.5、0.9、0.1]を有することができる。説明上、読書用シーンは、図3内のポイントまたはシーンAが示すように、焦点グループFと周辺グループSとの間に次のシーン照明比SIR、[60%F、50%S]を有することができる。説明上、60%Fは、焦点グループ内の最大のディミングレベルのうちの少なくとも1つが0.60であることを意味し、50%Sは周辺グループ内の最大ディミングレベルのうちの少なくとも1つが0.50であることを意味する。当然ながら、所望する場合、少なくとも1つのディミングレベルの代わりに、FおよびS内の最大ディミングレベルのすべてがそれぞれ0.60および0.50であることを意味するように、60%Fまたは50%Sをプログラムし直すか、または定義することもできる。] 図3 [0023] 図3は、x軸310に焦点グループFのパーセントが示されており、Y軸320の上に周辺グループのパーセントが示されているシーンダイヤグラムを示す。ここでは、100%とは、100%または最大強度または明るさで作動するグループ内の任意のランプとして定義される。100+と表示されるより大きいレベルは、グループ内のすべての光源が、それらの明るさレベルまたは最大明るさレベルにあるケースを示す。図3は、結果として60/50のシーン比SIRを生じさせるような座標、すなわちF=60%焦点、S=50%周辺でのプリセットされたシーン、選択されたシーンまたはスタートシーンを示す。] 図3 [0024] ユーザーがスタートシーンAを、例えば座標F=100%焦点、S=0%周辺の終了シーンBに変更したいとき、いくつかのパスに従うことができる。これらパスは焦点値Fと周辺値Sとが同時に変更される直接パスとすることができる。これら直接パスは、リニア内挿法を使用するリニアパス330により、または例えば非リニア内挿法を使用する非リニアパス340、350を介して得ることもできる。これとは異なり、焦点値Fおよび周辺値Sを逐次変更するような中間シーンCまたはDを通るように、間接パスに従うこともできる。] [0025] 座標(%焦点、%周辺)は、光の状態をユニークに定義するものではないと理解すべきであり、ここで、座標はメモリ230内に、例えばプリセットシーンとして記憶できるシーンを計算または定義するように、焦点グループおよび/または周辺グループ内の光源のディミングレベルと組み合わされる。例えば図3内のポイントGは、(100%焦点、100%周辺)となっているが、焦点グループおよび周辺グループの一方または双方における異なる強度またはディミング値によって定義されるように、ポイントGに対して異なるシーン設定または状態が含まれ得る。例えば、2つの異なる焦点シーンF1、F2は、ポイントGまたは100%焦点(ここでF1=[0.7、2、.3]およびF2=[0.7、1、1]に関連させることができるので、双方のF1、F2は100%に等しい%焦点を有するが、F1はF2に等しくはない。かかる状態は、例えば係数Rまたは1/Rが乗算された光設定のプリセット値にも依存し得る。] 図3 [0026] 図2に戻ると、ユーザーインターフェース(UI)240は、例えば光源220のうちの1つの近くにあってもよいし、ハンドヘルドリモコン上にあってもよいし、壁の上にあってもよいし、および/またはハードまたはソフトなスイッチおよびインジケータ、例えば図4に示されているスライダー、ボタンまたはロータリーノブ410、430、435、440、445、450、460を含のでもよい。任意の入力デバイス、例えばスクリーンがタッチ感応スクリーンである場合のマウスまたはポインタによって制御できるよう、ディスプレイスクリーン250上に所定のスイッチおよび/またはインジケータのようなユーザーインターフェースの全体またはその一部をディスプレイしてもよい。例えばユーザーインターフェースのタッチ感応素子(例えば容量結合されたストリップまたは円形素子)を使用し、ユーザー入力を提供することができ、例えば図4を参照して後述するように、アイコンおよび/または識別ワードまたはシンボルにより、グラフィック表示された記憶シーンを選択することができる。] 図2 図4 [0027] コントローラ210は、例えば任意のタイプのプロセッサ、コントローラまたは制御ユニットを含むことができる。コントローラまたはプロセッサ210は、制御可能な光源220に作動的に結合され、光源は、所望する任意の属性を有する任意のタイプの光、例えば直接光または間接光を発生するように構成できる。図示するように、制御可能な光源220は、発せられる光の属性を制御し、変更するために、発光ダイオード(LED)を含む。LEDは、変化する属性、例えば強度、カラー、色相、飽和度、方向、焦点、およびプロセッサ210により制御できる他の属性を有する光を発生するように容易に構成できるので、LEDは属性が変化する光を制御自在に発生するのに特に適した光源となっている。更にLEDは一般に、種々の光の属性を制御し、調節するための電子ドライブ回路を有する。しかしながら、種々の属性、例えば異なるカラー、色相、飽和度などの光を発生できるような制御可能な光源、例えば白熱ランプ、蛍光灯、ハロゲンランプまたは高強度放電(HID)ライトなども使用でき、これら光源は種々の光の属性を制御するためのバラストまたはドライバーを有することができる。] [0028] 例えばバスを介して照明制御システム200の種々の部品を相互に接続してもよいし、または、例えば有線リンクまたは無線リンクを含む任意のタイプのリンクにより、互いに作動的にこれら種々のコンポーネントを結合してもよいと理解すべきである。更に、コントローラ210およびメモリ230を集中させてもよいし、または例えば多数のLED光源220の各々が自らのコントローラおよび/またはメモリを有し得る場合、種々のシステムコンポーネントの間にコントローラ210およびメモリ230を分散させてもよい。] [0029] 当然ながら、本明細書の説明に関し、通信の分野に精通する者には明らかなように、通信のためのシステムまたはネットワークコンポーネント内に別の種々の要素、例えば送信機、受信機またはトランシーバー、アンテナ、変調器、復調器、コンバータ、デュプレクサ、フィルタ、マルチプレクサなどを含むことができる。種々のシステムコンポーネント間の通信またはリンクは、任意の手段、例えば有線手段または無線手段によって行うことができる。システム要素は別個でもよいし、または例えばプロセッサと一体化してもよい。周知のように、プロセッサは他のデータ、例えばシステム制御に関連する所定の設定またはプログラマブル設定も記憶できる、メモリ内に記憶された命令を実行する。] [0030] 「2つのライトグループのためのシーン設定制御」を発明の名称とし、ハンス・バーイエン氏により2007年 に出願され、コーニックレッカフィリップスエレクトロニクスN.V.に譲渡された関連する欧州特許出願第EP 号明細書(代理人整理番号PH009144)に記載されているように、所定の制御オプション、例えば焦点またはアクティビティグループ選択(ここで選択されない光源は、周辺グループ内にあるものと見なす)を含むように、シーン制御デバイスを簡略化できる。図4は、図2に示されたユーザーインターフェース240を含む制御デバイス400を示す。この制御デバイス400は、ボタンが押されたときに点灯するLEDを備えた多数のシーンボタン410を有するが、このボタンは、(メモリ230内に記憶されており、)焦点グループとして、作動されたボタンに関連するプリセットされた光シーンまたはスクリプトを選択するようになっている。当然ながら、焦点グループ内に多数の光シーンが含まれるように、多数のボタンを作動させてもよい。スペース内の焦点領域の順序に一致するよう、ユーザーインターフェース240の円形ボーダーの周りにアイコンによるプリセットを順番に配置し、例えばスペースの表示を見栄えよく、かつ抽象的にしてもよい。] 図2 図4 [0031] ボタン410のうちの1つ以上の操作により焦点グループを選択する他に、シーン照明比SIR=F/Sを制御することにより、例えば図4に示されるコントラストスイッチ430、435により、焦点グループFと周辺グループSとの間の光バランスを変えるように更に制御デバイス400を構成してもよい。例えばコントラストスイッチ430、435を附勢することによりシーンを変えることができる。この場合、焦点グループFには係数Rを乗算し、周辺グループには係数1/Rを乗算する。直接パスまたは間接パスを通してSIRを変えるように、コントラストスイッチ430、435を構成してもよい。] 図4 [0032] 焦点グループと周辺グループの双方を同時に変えるときには、2つの終了ポイントAとBとの間で直接パス、例えば図3に示されるリニアまたは非リニア直接パス330、340、350に従う。当然ながら、焦点グループと周辺グループの双方を逐次変えるときには、中間ポイントCを通過するように、間接パス360、370に従う。] 図3 [0033] 焦点グループFおよび周辺グループSをそれぞれRおよび1/Rで乗算すると、光源のうちの1つで最大値1に到達する場合、グループ内の個々の光源の間で比が維持される。しかしながら、焦点グループFと周辺グループSとの間の比SIR=F/Sは変化する。Fが図3における100+と表示される極端な最大値となっているとき(この場合、焦点グループF内のすべての光源は、強度1である。)Sは(図3でポイントKと表示される)最小値、例えば0%(この場合、周辺グループS内のすべての光源は最小強度、例えば0にある)にあるか、またはSが極端な最大値100+%にあり、Fが(図3でポイントLとして示される)0%にあるとき(この場合周辺グループS内のすべての光源は最大強度1にある)、焦点グループFと周辺グループSとの間のコントラストは最大となる。光源は、一般にライトをオフにした場合のように、0にディミングできないので、0以外の最小のディミング値、例えば0.1を使用できることに留意すべきである。当然ながら、光源は所望するシーンを得るように、最小レベルにディミングする代わりに、ターンオフしてもよい。] 図3 [0034] 乗算に加え、または乗算の代わりに、図3に示される終了ポイントBとHとの間で、直接パスまたは間接パスを通るように、例えばB(100%の焦点、0%の周辺)とH(0%の焦点、100%の周辺)との間で、間接パスB−GおよびG−Hを通過するように、リニア内挿法または非リニア内挿法を使用してもよい。] 図3 [0035] 図示するように一定または100%の焦点にて、0%の周辺と100%の周辺との間でN個(例えば10、50または100)の等しいステップを使用し、シーンB(100%の焦点、0%の周辺)からシーンG(100%の焦点、100%の周辺)へ変えるように、リニア内挿してもよい。次に、一定または100%の周辺にて、100%の焦点と0%の焦点との間でN個(例えば10、50または100)の等しいステップで、シーンG(100%の焦点、100%の周辺)をシーンH(0%の焦点、100%の周辺)に変える。N個の等しいインクリメントまたはステップによるリニア内挿法の代わりに、デジタルアドレス可能な照明インターフェース(DALI)規格に類似するディミングインクリメントまたはステップ、例えばN(10、50または100)の指数分布も使用してもよい。その理由は、光の出力が増加するとき、人の知覚はステップを大きくすることを許容するからである。] [0036] 更に、すべての焦点ライト(すなわち焦点グループ内のライト)が1または最大のディミング/強度値を有するまで焦点グループ内のディミング/強度値が増加するようなシーンを「外挿」することも可能である。同様に、周辺ライト(すなわち周辺グループ内のライト)が最小ディミング/強度値、例えば0.1となるまで周辺グループ内のディミング/強度値が減少される。] [0037] 図4に示されるように、ユーザーインターフェース240は、例えばディミングまたは強度制御スイッチ440、445による全光出力制御またはディミング制御を更に含むことができる。当然ながら、例えば選択された光モードスイッチ450の附勢およびUIスイッチのうちの1つ、例えば選択された光源の明るさを変更するためのディミングスイッチ440、445による、選択された光源の制御時に、あるグループ内の個々の光源のディミング値またはそれらの間の関係を制御することもできる。] 図4 [0038] 図4に示された制御デバイス400のシーンボタン410の円形に、順に配置し、これらシーンボタンの表示を光シーンに関連させることができる。各ボタンの近くにある表示は、選択されたアクティビティまたは焦点グループを示すように、ピクトグラム、アイコンまたはテキストとすることができる。すなわちボタン410の近くのアイコンまたは識別テキストは、プリセットされた光シーンに関連しているが、これらプリセットされた光シーンは、メモリ230に記憶されており、また特定のボタン410、例えばサロンまたはリビングルームのシーンを示すカウチアイコン415、ダイニングルームのテーブルを示す四角形のアイコン420だけでなく、例えばテレビおよびパーティアイコンにも関連している。] 図4 [0039] 建物にだれも人がいないときには、不在ボタンを選択し、決められた時間スケジュールの光シーンに従って、異なるライトをオンオフさせるダイナミックな光シーンを提供する。例えば一般にホーム環境で有効なように、建物内に人がいるように見せかけて泥棒の侵入を防ぐようにできる。すべてのボタンを操作すると、例えばすべてのライトがオンとなるか、またはライトのうちの選択された組がオンとなる。他のボタン(ダイニングテーブル、サロン、TV、机、椅子、ベッド)はストレートフォワードであり、スペース内の所定のアクティビティ/エリアを示す。照明具をグループとして制御してもよい。例えばTVの近くのあるグループ、すなわち図1に示されている少なくとも1つの光源110を有する第1グループG1、1つ以上の光源120、122を有するサロンまたはリビングルーム内の第2グループG2などとして照明具を制御してもよい。] 図1 [0040] 図4に示されているアイコンおよび表示、すなわち不在、すべて、ダイニングテーブル、TV、パーティ、サロンは、ホーム環境に適す。ホテルの環境では、アイコンおよび表示を、例えば不在、すべて、TV、机、椅子、ベッドとすることができる。当然ながら、メモリ230にアクセスし、所望する記憶されたシーンとユーザーインターフェースの特定のボタンとを関連させることにより、ユーザーインターフェースにディスプレイするよう、異なる光シーンを選択してもよい。この場合、ボタンの近くのディスプレイスクリーンに、関連するアイコンまたはテキストをディスプレイしてもよい。アイコンをディスプレイするだけでなく、ソフトウェアボタン、スライダー、スイッチなどの場合、ボタン、スライダーおよびスイッチもディスプレイするように、タッチ感応ディスプレイのようなディスプレイにユーザーインターフェースの一部または全体をディスプレイしてもよい。] 図4 [0041] 制御デバイス400が回転対称となるよう、(頂部または底部がないように)アイコンまたはインジケータの順序を定めることもできる。当然ながら、円形の代わりに他の形状、例えば四角形、三角形、楕円形なども使用できる。アクティビティスイッチの間にボタン、スイッチ、ノブまたはスライダーの2つの組を設けてもよく、この場合、これらをタッチ感応式とすることができる。これらスイッチのうちの一方の組を、コントラストを変え、制御できるようにし、例えば水平に配置されたスイッチ430、435とし、スイッチの別の組440、446(例えば垂直方向に配置されている)を全体の明るさを変更し、制御するようにできる。この場合、例えば底部スイッチ440を操作すると、全体の明るさが低下し、またはディミングされ、頂部スイッチ445を操作すると、全体の明るさが増すようにできる。] [0042] デフォルトモードとすることができるコントラストモードでは、例えばボタンのうちの1つ、例えば410を押すことによって選択されるシーンに関連する、図3に示されたプリセットされたシーンAからスタートするように、焦点グループFを周辺グループSとの間で、シーン照明比SIR=F/Sを変えるため、コントラストスイッチ430、435を構成できる。コントラストスイッチのうちの1つ、例えば左スイッチ430を操作する(またはスライダースイッチを左側へスライドする)と、選択されたプリセットスタートシーンAは、終了ポイント、例えば座標(0焦点;100%周辺)を有するポイントまたはシーンH、または(100+焦点;0周辺)のような他の所望する任意のポイントへ向けて移動される。同様に、他のコントラストスイッチ、例えば右スイッチ435を操作する(またはスライダースイッチを右へスライドさせる)と、選択されたスタートシーンAは別の終了ポイント、例えば座標(0焦点;100%周辺)を有するポイントまたはシーンB、もしくは所望する他の任意のポイント、例えば(0焦点;100+周辺)へ移動される。かかるSIR比の変更は、例えば乗算、内挿および/または外挿を使用し、直接パスおよび/または間接パスのいずれかによって行うことができる。例えば直接パスは、焦点グループと周辺グループの双方を同時に変更することを含み、間接パスは、焦点グループまたは周辺グループを逐次変更することを含む、焦点グループまたは周辺グループのいずれかの変更を含む。] 図3 [0043] 別のコントラストモードでは、焦点グループまたは周辺グループのいずれかの値、例えばパーセントを個々に変更するように、コントラストスライダーまたはスイッチ430、435を構成するようにできる。例えば異なるコントラストモードを通過するように循環でき、そのときのコントラストモードの表示をディスプレイできるようなコントラストモードボタン460を操作することによって、異なるコントラストモードを選択できる。] [0044] 例えば(1)比のモードを示すように(コントラストスライダーまたはスイッチ430、435の上またはその近くに、もしくはコントラストモードボタン460の上に)Rをディスプレイできる。この比のモードでは、コントラストスライダーまたはスイッチ430、435を使用し、あらかじめ選択された(かつプログラム可能な)終了ポイントH、Eに向けてSIR比を変更する。] [0045] (2)焦点モードを示すようにFをディスプレイできる。この焦点モードでは、コントラストスライダーまたはスイッチ430、435を操作すると、周辺パーセントを変えることなく、焦点パーセントだけが変更され(例えば比SOR=F/Sの分子Fが変更され)、よって図3に示されるパス360のように水平線に沿ってスタートシーンが変化する。] 図3 [0046] (3)周辺モードを示すようにSをディスプレイでき、この周辺モードでは、コントラストスライダーまたはスイッチ430、435を操作すると、焦点パーセントを変えることなく周辺パーセントだけが変更され(例えば比SIR=F/Sのうちの分母Sが変更され)、よって図3に示されるパス370のように垂直ラインに沿ってスタートシーンが変化する。プリセットおよび/またはプログラム可能なデフォルトコントラストモードでは、コントラストモードボタン460の上またはその近くにDをディスプレイできる。当然ながら、そのときのコントラストモードを示すのに、別の任意のシンボルまたはアイコンをディスプレイしてもよい。] 図3 [0047] 例えば、明るさモードボタン450によって選択可能な全明るさを、垂直スライダーまたはスイッチ440、445により変えるための種々の明るさモードを設けてもよい。明るさモードボタン450の上またはその近く、および/または明るさもしくはディミングスイッチ440、445の上またはその近くに、Dをディスプレイできるデフォルト明るさモードでは、垂直スライダーまたはスイッチ440、445の操作に応答して、焦点グループおよび周辺グループを同じ係数Rで乗算する。この場合、Rの値は最小値と最大値との間で変化する。最小値を、焦点グループおよび周辺グループの一方または双方内の光源のうちの1つが0または0.1のような最小値に達したときの値とすることができる。これとは異なり、最小値を、焦点グループおよび周辺グループのうちの一方または双方における光源のすべてが0または0.1のような最小値に達したときの値としてもよい。] [0048] 同様に、最大値を、焦点グループおよび周辺グループの一方または双方における光源のうちの1つが1のような最大値に達したときの値とすることもできる。これとは異なり、最大値を、焦点グループおよび周辺グループのうちの一方または双方における光源のすべてが1のような最大値に達したときの値としてもよい。] [0049] 明るさモードボタン450の上またはその近くに「逆数」Iをディスプレイできる別の明るさまたはコントラストモードとして定義できる別のモードにおいて、垂直スライダーまたはスイッチ440、445の操作に応答し、係数Rを焦点グループに乗算し、逆係数、すなわち1/Rを周辺グループに乗算する。この場合、Rの値は最小値と最大値の間で変化する。最小値は、焦点グループおよび周辺グループの一方または双方における光源のうちの1つが、0または0.1のような最小値に達したときの値とすることができる。これとは異なり、最小値を、焦点グループおよび周辺グループの一方または双方におけるすべての光源が0または0.1のような最小値に達したときの値とすることもできる。焦点グループにRを乗算し、周辺グループに1/Rを乗算するので、この特殊なモードは(明るさモードの代わりの)別のコントラストモードとして良好に定義できることに留意すべきである。] [0050] 上記のように、メモリ230(図2)に記憶されているような選択された焦点グループに関連する光源を選択する、ボタン410のうちの1つを操作することにより、焦点グループを選択すると、残りのグループに関連する残りの光源は、周辺グループ内にあるものとみなされる。当然ながら、所定のアクティビティに対し、焦点エリアのために、または焦点グループ内にあるものとして、2つ以上のグループのライトを選択してもよい。このように焦点グループは、2つ以上のグループを含むことができる。周辺領域またはグループは、選択された領域またはグループの一部でない他のすべての光源を含む。] 図2 [0051] このように、ユーザーは、例えばスペース内に同時に存在する多数のユーザーの要求を満たすように、第1グループ内に含まれる多数のアクティビティまたは光シーン/スクリプトを選択できる。例えばボタンの短時間の押し込み、すなわち1秒の押し続けによって、ある焦点活動が選択され、より長い押し込み、例えば3秒の長押しをすると、以前選択されたボタンまたは焦点グループに新しい焦点エリアが加えられる。このように、最終焦点グループは2つのアクティビティまたは2つのグループを含む。より多数のアクティビティを同時に選択し、最終焦点グループ内に含まれるようにすればするほど、最終焦点グループと周辺グループとの間のコントラストの変動はより弱くなる。] [0052] 組み合わされた焦点グループを形成するように、多数のプリセット値(またはアクティビティ/焦点グループ、例えば読書、TV、ダイニングテーブルなど)が選択されるとき、いくつかの方法で最終焦点グループまたは組み合わされた焦点グループに関連する周辺グループのプリセットステートを定めることができると理解すべきである。種々の方法、例えば組み合わされた焦点グループに対する別のアクティビティグループの追加に応答し、そのときの周辺グループ内の光源のステートを変えることにより、組み合わされた周辺グループとも称される、組み合わされた焦点グループに関連する最終周辺グループを得ることができる。例えば周辺グループのプリセットされたステートを定めるのに、次のいくつかのオプションを使用できる。] [0053] ・組み合わされた周辺グループを形成する残りのライトのプリセットを、最初に選択されたプリセット、アクティビティまたは焦点グループ内のプリセット、またはこれらに関連する周辺グループのプリセットにより設定するオプション、] [0054] ・組み合わされた周辺グループを形成する残りのライトのプリセットを、最後に選択されたプリセット、アクティビティまたは焦点グループ内のプリセット、またはこれらに関連する周辺グループのプリセットにより設定するオプション、および/または] [0055] ・組み合わされた周辺グループを形成する残りのライトのプリセットを、選択されたプリセット、アクティビティまたは焦点グループすべての中のプリセットまたはこれらに関連する周辺グループのすべてプリセットの平均により設定するオプション。] [0056] 当然ながら、同じスペース内の光設定を制御するための多数の制御/UIデバイス400が存在するときには、これら多数の制御/UIデバイスを相互に接続する必要がある。各デバイスは、そのときのステータスを示すように構成されるか、またはどのデバイスが制御中であるかを明瞭にするために、非アクティブモードに設定される。] [0057] 上記のように、例えばバランスまたはコントラストスライダーまたはボタン430、435を使用するような、バランス変化制御によって選択されたメインアクティビティ/エリアのポジションにある光出力(すなわち焦点グループFのパーセント)と、他のすべての照明具グループの光出力(すなわち周辺グループSのパーセント)とのシーンの照明比SIRを変えることが可能となる。このオプションによるシーンの最大カスタム化を可能にするために、右すなわちコントラスト増加ボタン435の附勢時の最大設定を、図3におけるシーン設定、すなわちポイントKで示されるように100%+の「焦点」および0%の「周辺」とすることができる。左すなわちコントラスト減少ボタン540を操作することによって得られる最小設定を、シーン設定、すなわちポイントLで示されるように0%の「焦点」および100%+の「周辺」とすることができる。当然ながら、所望すれば、最大設定をポイントすなわちシーンB(100%の焦点、0%の周辺)とし、最小設定をポイントすなわちシーンH(0%の焦点、100%の周辺)としてもよい。図4における境界B−Gは、F=100+も特徴とすることができ、このことは、焦点グループ内のすべてのライトが100%にあることを意味し、境界H−GはS=100+も特徴とし、このことは、周辺グループ内のすべてのライトが100%にあることを意味すると理解すべきである。同様に、値F=0%は、焦点グループ内のすべてのライト(少なくとも1つのライトではなく)が0%となっていると定義でき、S=0%は、周辺グループ内のすべてのライトが0%にあると定義できる。] 図3 図4 [0058] 中間設定を図3のシーン設定、すなわちポイントGで示されるように、100%の「焦点」および100%の「周辺」とすることができ、この中間設定は専用ボタン、例えば図4に示されるボタン470を操作することによって得ることができる。図3に示された直接パス330、340、350に類似するような端の値の間に、直接パスを設けるよう、内挿法、例えばリニアもしくは非リニアな内挿法により、中間値との間(最小設定と中間設定との間および中間設定と最大設定との間)のすべての設定を行うことができる。直接パスの場合、焦点グループの値すなわちパーセント、および周辺グループの値すなわちパーセントの双方を同時に変更する。当然ながら、図3を参照して説明したように、焦点グループおよび周辺グループの値、すなわちパーセントを、(同時ではなく)逐次変更する場合、2つのポイントまたはシーン設定の間で非間接パスを使用することもできる。シーン照明比SIR=F/S(ここで、FとSの値は必ずしも加算して100になるとは限らない%である)を変えることにより、コントラストを最大にしたり、同じにしたり、または逆数とすることができる。この場合、逆数は周辺グループの値、すなわちパーセントは焦点グループの値よりも大きいレベルにあることを示す。] 図3 図4 [0059] 色温度が変えられる照明具が存在する場合、例えば他のスイッチ430、435、440、445に類似するカラーボタン、スイッチまたはスライダーにより、すべての照明具の色温度を同時に選択することにより、カラーバリエーション制御オプションを追加してもよい。アドレス指定されるような全レンジを発生できないランプ、例えばリクエストされたカラーを発生できないランプは、反応できないだけである。異なるランプがカラーバリエーションに対して同じ能力を有する場合には、これらランプは同じように反応する。] [0060] 明るさを下げている間、すなわちディミング中に、照明具すなわち光源がそれらの最低(または最高)レベルに達した場合、このレベルが保持される。すなわちディミング/強度レベルを更に減少(または増加)する場合、最低(または最高)レベルに既に達している光源は変化しない。更に、再びこの最低スレッショルドよりも上に(または最大スレッショルドよりも下に)明るさ/ディミングレベルを増加(または減少)させると、グループ内のすべての照明具のディミングレベルの間で同じ比、すなわち同じ関係が再び得られる。] [0061] 本システム、方法およびユーザーインターフェースは、ホテルの部屋およびリビングルームの他に任意の設定、例えばレストラン、店舗、浴室、寝室、台所、オフィス、ミーティングルームにも適用できると理解すべきである。任意の有線または無線手段により、種々の要素を作動的に接続できる。例えばかかる光源によって提供される光の異なる属性、例えば強度、カラー、方向、飽和度などを変えるように、制御デバイスのユーザーインターフェースによって光源を無線で制御してもよい。当然ながら、本システムは強度およびカラーのような光の属性を変えるのではなく、単に光源をオンオフするだけのためにも使用できる。このことは、膨大な数の照明具が使用されるときに有利となり得る。] [0062] コントラストモードでは、コントラストスイッチ430、435を操作すると、個々の焦点光源および/または周辺光源の間の強度比または関係を変えることなく、焦点グループFと残りのグループまたは周辺グループSとの間のシーン照明比SIR(ここで、SIR=F/S)が変化する。例えば焦点グループFを、次の強度レベルF[0.8、0.3、0.7]を有する3つの光源とし、他方、周辺グループSを、次の強度レベルS[0.4、0.6、0.2、0.9、0.3]を有する3つの光源とすることができる。個々の焦点光源および/または周辺光源の間の関係は、ある特定のシーン、例えば読書シーンを定めたり、またはこのようなシーンに関連付けされる。コントラストスイッチ430、435のうちの1つを操作することにより、プロセッサ210またはユーザーがシーン照明比SIRを変えると、SIRは例えば[90%の焦点、60%の周辺]から[70%の焦点、10%の周辺]に変化し、このことは、結果としてR1F[0.8、0.3、0.7]およびR2S[0.4、0.6、0.2、0.9、0.3]が得られるよう個々の光強度に所定の係数を乗算することによって達成される。かかるSIRの変化または乗算は個々の光の強度の間の関係を変えないので、シーン効果を維持でき、この場合、焦点グループ内の光源の強度は依然として互いに8:3:7となるように関連し、周辺グループ内の光源の強度は依然として4:6:2:9:3に関連する。] [0063] 同様に、ディマーまたは強度スイッチ440、445を操作すると、焦点グループおよび周辺グループによって形成されるシーンの明るさすなわち強度が変化するが、個々の光の関係は維持されるので、シーン照明比SIRを変えることなく、シーン、例えばダイニングテーブルのシーン(このシーンでは図1に示されるグループG5のためのダイニングテーブルの光源150、152、154を含むように焦点グループFが選択されるか、プリセットされる)に関連した光の効果が維持される。次にダイニングテーブルの光源150、152は、周辺グループSの光源によって発生される光より明るい光を発生する。例えばディマースイッチ440、445のうちの1つを操作すると、焦点の個々の光の強度および周辺の個々の光の強度の双方が同じ係数、例えばRF[0.8、0.3、0.7]およびRS[0.4、0.6、0.2、0.9、0.3]でそれぞれ乗算される。上記のように、シーン照明比SIRおよびシーンの強度の双方は、間接的(中間シーンを通る)か、または図3を参照して説明したような中間シーンを通過することなくスタートシーンから終了シーンへ変化するように、同時に変更してもよい。] 図1 図3 [0064] 要約すれば、主要アクティビティグループ(例えば焦点グループ310)と他のすべてのグループ(他の周辺グループ320)との間の光レベルの比を可変にするように比またはコントラストスイッチ430、435が構成され、主要アクティビティグループすなわち焦点グループの絶対的光レベルを可変にするように、ディミングスイッチ440、445が構成される。このように、各個々の光源の手間のかかる設定手順は、2つの変数を制御することに単純化される。また、プロの照明デザイナーの最良の実際的解決案を提供し、よって高品位の解決方法が得られるように、メモリ230内に記憶されているプロセッサで実行可能な命令も使用される。光レベルがより高い焦点ライトをスペース内に設け、光レベルがより低い周辺ライトを設けるという原則は、照明デザインにおける最良のやり方の一例である。任意のタイプのスイッチ、例えばスライドスイッチまたはロータリースイッチおよび/またはソフトスイッチも使用でき、タッチ感応スクリーン250の場合、ソフトスイッチはマウスおよび/またはポインタによって制御できるようにディスプレイデバイス250上にディスプレイできると理解すべきである。] [0065] 上記のように、コントラストモードボタン460によりコントラストモードを選択し、これらコントラストスイッチ430、435を操作したときに、焦点エリアと周辺との間の光バランスを創出する方法はいくつかある。例えば選択された光源を含むように焦点グループを選択または定義した後、またはあらかじめ記憶されたシーン、例えば読書シーンからスタートした後に、シーンを変え、所望する光バランスまたはシーンを創出する1つの方法として、焦点グループFの光源および周辺グループSの光源に関連する強度レベルを同じスカラー/定数または異なるスカラーで乗算する方法がある。] [0066] 例えば照明システムの受け渡し試験中にユーザーによって行われるような、(ダイニングに類似する)スペース内の所定のアクティビティのニーズに合致した各シーンのための初期ディミング/強度値だけでなく、カラー値もメモリ230内に記憶されることに留意すべきであり、これら値は、シーンまたは光バランスの各バリエーションのためのスタートポイントとして使用するためのプリセットと称される。] [0067] かかるケースでは、SIR=F/Sを変え、(1)FグループおよびSグループの一方または双方における光源のすべてのディミング/強度レベルの間の比または関係を変えるか、もしくは(2)FグループおよびSグループのうちの一方または双方における光源のすべてのディミング/強度レベルを一定に維持し、FグループおよびSグループのうちの一方または双方のディミング/強度レベルを同じスカラーまたは異なるスカラーでスケーリング(例えば乗算)するか(光源の光出力は変化したディミングレベルと共にリニアに変化すると仮定する)のいずれかにより、シーンを変更するための光バランス機能を使用できる。] [0068] (1)全体のシーン(焦点+周辺)における各光源のディミング/強度レベルを変えると、例えば(上向きまたは下向きに)ステップ状にディミング値を変化させると、その結果、すべてのディミング/強度レベルの比が変化する。すなわちすべてのディミング/強度レベルの比が一定に維持されるわけではない。] [0069] (2)すべてのディミング/強度レベルの比を一定に維持するには、次のことを実行すればよい。ここで、Rfは焦点グループ内のシーン内の最大ディミングレンジ(焦点シーンの1と最小ディミング値dimminの間の差)であり、Rsは焦点グループ内のシーン内の最大ディミングレンジ(周辺グループ内の最大ディミング値dimmaxと0の間の差)である。] [0070] (a)焦点グループに対しては、(上向きまたは下向きの)ステップ状のディミング/強度値の変化SによりRfを定める光源のディミングレベルを変更し、(ディミング値が1または0でない限り)初期ディミング比から焦点グループ内の他のすべての光源のディミング/強度レベルを計算する。] [0071] (b)周辺グループに対しては、(上向きまたは下向きの)ステップ状のディミング値の変化SによりRsを定める光源のディミングレベルを変更し、(ディミング値が1または0でない限り)初期のディミング比からこのグループ内の他のすべての光源のディミングレベルを計算する。] [0072] このように、焦点グループおよび周辺グループ内のディミング比をできるだけ一定に維持する。このことの利点は、焦点グループのシーンの印象および周辺シーンの印象が(通常のディミングを行ったのと同じように)できるだけ一定に維持されることである。] [0073] 上記方法は、簡単な解決案を提供できる。例えば(光源が変更可能なカラーを提供する場合にはカラーセレクタと組み合わせて)光源の近くのスペース内に位置するディマーを使用して、プリセットされた光効果、および変更または創出された光効果をユーザが微調節できるようにする。このディマースイッチは、ハードウェアおよび/または例えばディスプレイにディスプレイされるソフトスイッチを含むソフトウェアで制御されるデバイスとすることができる。] [0074] 焦点グループ内の光の全量と周辺グループ内の光の全量との比を変更するよう、ユーザーがユーザーインターフェース240により、例えばコントラストスイッチ430、435を操作することにより、選択されたプリセットシーンを変更したり、または微調節してもよい。この場合、2つのグループの光量の合計は一定には維持されることはない。従って、コントラストスイッチ430、435を使用し、プリセットの各々に対して、周辺エリア内の光量に対する焦点エリア内の光量の比を容易に制御できる。かかる方法は、簡単な制御方法およびユーザーインターフェースにより光シーンを変更するための、簡単で、直感的で、かつ有意義な方法を提供する。光源をより多くすればするほど、例えば3個よりも多くすればするほど、より実用的な利点が得られる。かかる方法およびシステムにより、すべての光源を別々に制御することなく、有意義にシーンを調節することが可能になる。ユーザーはユーザーインターフェース240を使用することにより、異なるすべての光源の面倒な制御をすることなく、シーンを極めて迅速に調節でき、この場合、光バランスパラメータが所定の制御次元を予め定める。この方法は、次のような種々の状況およびスペースで極めて有利である。] [0075] (1)ユーザーにとって、そのスペース、照明ユーザーインターフェース、制御デバイスが新しいものであり、ホテルの部屋のように比較的短い時間しかそこで過ごさず、よって慣れる時間がほとんどないかまたは全くないか、または慣れるのに時間を費やしたくない場合、 (2)例えば家の中のリビングルームのように、同じスペースを違う人が使用するためにプリセットだけでは満足できない、異なるニーズがある場合、および (3)正しいシーンまたは照明パラメータを選択するのに間違えが許容されないような状況、例えば、店員が、複雑なコントローラおよびユーザーインターフェースを使って照明シーンを完全なものにする能力がないが、本システムおよびデバイス、ユーザーインターフェースおよび方法を使ってどのように光シーンを調節するかを容易かつ迅速に学習できるようになっている店舗で、極めて有利である。] [0076] 本システム、デバイス、ユーザーインターフェースおよび方法は、プリセットを変更し、微調節し、望みのシーンを提供するのに、有意義でかつ簡単な方法を提供することにより、プリセットの用途を活用し、拡張する上で直感的である。本システム、デバイス、ユーザーインターフェースおよび方法は、プリセットされたシーンを微調節することにより、例えば、プリセットの各々に対し、焦点領域内の光量と周辺領域内の光量との比を制御することによって、シーンの創出を可能にするものである。このことは、プリセットと異なるシーンを有意義に創出するための自由度を有意義に与え、ユーザーは自分の好み、1日のうちの時間、1年のうちの時間に対して調節する自由度が得られる。例えば部屋内に昼間の光があるような夏の日中にユーザーがホテルの部屋にいるとき、ユーザーは快適な雰囲気を創出するよう(冬の日と比較して)周辺光のレベルを下げることができる。冬の時間には、は部屋内に昼間の光が少ないときに、ユーザーは、よりアピール力がある有意義な周辺光を増加させることができる。当然ながら、本システム、デバイス、ユーザーインターフェースおよび方法は、家庭またはホテルでの使用に限られているわけではなく、任意の環境、例えば業務、小売およびオフィス環境だけでなくレストラン、病室、待ち合い室、ミーティングルームなどでも使用できる。] [0077] 本システム、デバイス、ユーザーインターフェースおよび方法は、種々の方法により、例えば焦点グループおよび周辺グループの双方を同じまたは異なるスカラーで(例えばRおよび1/Rでそれぞれ)同時に乗算すること、または一方のグループを一定に維持しながら、他方のグループだけを乗算すること、すなわち焦点グループまたは周辺グループのいずれか一方だけを乗算することを含む乗算、内挿法および/または外挿法により、種々のシーンを変更するように構成できる。内挿は、例えばリニアまたは対数分布を使用して実行できる。ディミングレベルはリニアステップまたはインクリメントもしくは対数ステップで変更でき、対数ステップの場合、ステップサイズは小さい値から大きい値まで増加するディミングレベルのために、小さい値から大きい値に増加する。対数分布は人の観察者によって知覚されるような漸次変化を生じさせる。] [0078] 内挿法によってシーンを変更するときには、各グループ(「焦点」または「周辺」)では、1つの光源が主要となる。例えば(%焦点、%周辺)スペースにおける内挿軌跡の2つの端部ポイントの間に最大ディミングレンジを有するような光源が主要となる。主要となる光源を選択する際に、最初に主要となる光源に対する2つのステートの間で内挿を実行する。次の例が示すように、主要となる光源のディミングレベルと特定の光源のディミングレベルとの比から、同じグループ内の他の光源のすべてのディミングレベルが計算される。] [0079] プリセットまたはスタートポイントを焦点=[0.1、0.5、0.3]とし、所望する端部ポイントを焦点=[0.2、1、0.6]に内挿するものとする。0.5のプリセット値を有する第2光源である、最大のディミングレベル、すなわち強度レベルを有する光源として、主要となる光源を選択する。従って、例えば内挿法により焦点グループ内の第2のライト、すなわち主要となるライトを、0.5から1.0に変更する。] [0080] 中間値を0.75とすると、ディミング係数は0.75/0.5=1.5となる。次に、全焦点シーンは1.5×[0.1、0.5、0.3]となる。1つのグループ内の異なるディミングレベルの間のディミング比をできるだけ一定に維持することが好ましい。その理由は、このことは人の観察者によるシーンの印象を定めるからである。] [0081] 当業者が本明細書の説明を検討すれば認識できるように、種々の変形例を提供することもできる。例えばディスプレイを不要とし、種々のスイッチをハードウェアスイッチとしてもよい。本方法の作動の工程は、特にコンピュータソフトウェアプログラムによって実行するのに適す。コントローラまたはプロセッサにより、アプリケーションデータおよびその他のデータが受信され、本システムおよび方法に従い、コントローラまたはプロセッサが作動上の工程を実行するように構成する。当然ながら、かかるソフトウェア、アプリケーションだけでなくその他のデータも、コンピュータで読み取り可能なメディア、例えば集積チップ、周辺デバイスまたはメモリ、例えばメモリ230またはプロセッサ210に結合された他のメモリでも実施できる。] [0082] コンピュータで読み取り可能なメディアおよび/またはメモリは、記録可能な任意のメモリ(例えばRAM、ROM、取り外し自在なメモリ、CD−ROM、ハードドライブ、DVD、フロッピー(登録商標)ディスクまたはメモリカード)でもよいし、または伝送媒体(例えば光ファイバー、ワールドワイドウェブ、ケーブルを含むネットワークおよび/または例えば時間分割マルチアクセス、符号分割マルチアクセスまたは他の無線通信システムを使用した無線チャンネル)でもよい。コンピュータで読み取り可能なメディアおよび/またはメモリとして、コンピュータシステムと共に使用するのに適した情報を記憶できる公知のまたはこれから開発される任意のメディアを使用してもよい。] [0083] 別のメモリも使用することができる。コンピュータで読み取り可能なメディア、メモリおよび/または他の任意のメモリは、長期メモリ、短期メモリまたは長期メモリと短期メモリとの組み合わせでもよい。これらメモリは、本明細書に開示した方法、作動上の工程および機能を実施するためのプロセッサ/コントローラを構成する。これらメモリは分散型でも、ローカル型でもよく、追加プロセッサを設けることができるプロセッサは、分散型でも単一型でもよい。メモリは電気メモリ、磁気メモリまたは光メモリ、もしくはこれらメモリの任意の組み合わせ、または他のタイプの記憶デバイスとして構成できる。更に、メモリなる用語は、プロセッサがアクセスするアドレス指定可能なスペース内のアドレスに書き込んだり、そのアドレスから読み出すことができる任意の情報を含むよう、十分広義に解すべきである。この定義によれば、プロセッサはネットワークから情報を検索できるので、ネットワーク上の情報もメモリ内にあるものと解される。] [0084] プロセッサおよびメモリは、任意のタイプのプロセッサ/コントローラおよびメモリでよい。このプロセッサは、これまで説明した種々の動作を行い、メモリに記憶されている命令を実行することができる。このプロセッサは、アプリケーション指定集積回路または汎用集積回路とすることができる。更に、プロセッサは本システムに従って作動できる専用プロセッサでもよいし、または本システムに従って作動するために多数の機能のうちの1つしか作動しない汎用プロセッサでもよい。プロセッサは、プログラムの一部、多数のプログラムセグメントを利用して作動してもよいし、専用または多目的集積回路を使用するハードウェアデバイスでもよい。カラーを変更するために利用される上記システムの各々は、別のシステムと組み合わせて使用してもよい。] [0085] 最後に、これまでの説明は単に本システムを説明するためのものであり、特許請求の範囲を特定の実施形態または実施形態のグループだけに限定するものと見なしてはならない。従って、本発明の特定の実施形態を参照し、本発明について特に詳細に説明したが、当業者であれば、特許請求の範囲に記載の発明のより広義の要旨から逸脱することなく、多数の変形および変更も可能であると理解すべきである。従って、本明細書および図面は説明のためのものと見なすべきであり、特許請求の範囲を限定するものではない。] [0086] 特許請求の範囲の解釈にあたり、次のように理解すべきである。 a)「含む」または「備える」なる用語は、特定の請求項に記載された要素または工程以外の要素または工程が存在することを否定するものではない。 b)要素に先行する「1つの」または「ある」なる用語は、複数のかかる要素が存在することを否定するものではない。 c)特許請求の範囲で使用している符号は発明の範囲を限定するものではない。 d)「手段」なるいくつかの用語は、同一の物品またはハードウェア、もしくはソフトウェアで実現される構造または機能によって表示できるものである。 e)開示した要素の各々は、ハードウェア部分(例えばディスクリートおよび集積電子回路)、ソフトウェア部分(例えばコンピュータプログラム)またはそれらの任意の組み合わせから構成できる。 f)ハードウェア部分は、アナログ部分およびデジタル部分のうちの一方または双方から構成できる。 g)特に明記しない限り、本明細書に開示したデバイスまたはその一部のいずれかを共に組み合わせたり、更に別の部分となるように分離することもできる。 h)特に明記しない限り、特定のシーケンスの工程またはステップは、必要ではない。 i)「複数の」要素なる用語は、請求項に記載の要素のうちの2つ以上を含み、特定の範囲の数の要素を意味するものではない。すなわち複数の要素とは、2つ程度の数個の要素でもよいし、測定不能な数の要素を含むこともできる。] [0087] G1〜G5グループ 110テレビ用ライト 115 テレビ(TV) 120、122読書用ライト 124、126カウチ 128小テーブル 130ランプ 140、142、144、146 ランプ 152、153、154ダイニングテーブルライト 200光制御システム 210プロセッサ 220光源 230メモリ 250ディスプレイスクリーン 330リニアパス 340、350 非リニアパス 410、430、435、440、445、450、460 スイッチ]
权利要求:
請求項1 メモリ内に記憶されている照明シーンに関連する複数のボタンであって、これらの複数のボタンのうちの1つが選択されると、焦点光源を含む焦点グループとして、関連する照明シーンが選択され、残りの光源は周辺グループに含まれるようになっている前記複数のボタンと、前記周辺グループに対する前記焦点グループの比を変更するコントラストスイッチと、前記焦点光源の焦点強度レベルおよび残りの光源の周辺強度レベルのうちの少なくとも1つをある係数で乗算することによって強度を変更する明るさスイッチと、を有するユーザーインターフェース。 請求項2 前記焦点光源は、第1の関係に従って互いに関連する個々の焦点強度レベルを有し、残りの光源は、第2の関係に従って互いに関連する個々の周辺強度レベルを有し、前記コントラストスイッチは、前記第1の関係および前記第2の関係を変更することなく、前記比を変える請求項1に記載のユーザーインターフェース。 請求項3 前記コントラストスイッチは、前記個々の焦点強度レベルを係数(R)で乗算し、同時に個々の周辺強度レベルを前記係数の逆数(1/R)で乗算することにより、前記比を変える請求項2に記載のユーザーインターフェース。 請求項4 前記コントラストスイッチは、前記個々の焦点強度レベルおよび個々の周辺強度レベルのうちの少なくとも1つをある係数で乗算する方法、および内挿法のうちの少なくとも1つによって前記比を変更する請求項2に記載のユーザーインターフェース。 請求項5 前記明るさスイッチは、前記比、前記第1の関係および前記第2の関係を変えることなく、前記強度を変える請求項2に記載のユーザーインターフェース。 請求項6 前記明るさスイッチは、個々の焦点強度レベルおよび個々の周辺強度レベルの双方をある係数で乗算することにより、前記比、前記第1の関係および前記第2の関係を変えることなく、前記強度を変える請求項2に記載のユーザーインターフェース。 請求項7 前記比は、100%焦点および0%周辺となっている第1の端部ポイントと0%焦点および100%周辺となっている第2の端部ポイントとの間で選択可能である請求項1に記載のユーザーインターフェース。 請求項8 前記第1端部ポイントにて、前記焦点グループ内の少なくとも1つの焦点光源は、最大強度レベルにセットされ、前記周辺グループ内の少なくとも1つの周辺光源は、最小強度レベルにセットされ、前記第2端部ポイントにおいて、前記焦点グループ内の少なくとも1つの焦点光源は、最小強度レベルにセットされ、前記周辺グループ内の少なくとも1つの周辺光源は、最大強度レベルにセットされる請求項7に記載のユーザーインターフェース。 請求項9 光を提供する光源を制御する方法であって、ユーザーインターフェースのシーンボタンを操作し、残りの光源が周辺グループ内に含まれるよう、焦点光源を含む焦点グループを選択する工程と、前記周辺グループに対する前記焦点グループの比を変えるよう、コントラストスイッチを作動させる工程と、前記焦点光源の焦点強度レベルおよび残りの光源の周辺強度レベルのうちの少なくとも1つをある係数で乗算することにより強度を変えるように、明るさスイッチを作動させる工程と、を有する方法。 請求項10 前記焦点光源は、第1の関係に従って互いに関連する個々の焦点強度レベルを有し、残りの光源は、第2の関係に従って互いに関連する個々の周辺強度レベルを有し、前記コントラストスイッチを作動させる工程は、前記第1の関係および前記第2の関係を変更することなく、前記比を変える請求項9に記載の方法。 請求項11 前記コントラストスイッチを作動させる工程は、前記個々の焦点強度レベルを係数(R)で乗算し、同時に個々の周辺強度レベルを前記係数の逆数(1/R)で乗算することにより、前記比を変える請求項10に記載の方法。 請求項12 前記コントラストスイッチを作動させる工程は、前記個々の焦点強度レベルおよび個々の周辺強度レベルのうちの少なくとも1つをある係数で乗算する方法、および内挿法のうちの少なくとも1つによって前記比を変更する請求項10に記載の方法。 請求項13 前記明るさスイッチを作動させる工程は、前記比、前記第1の関係および前記第2の関係を変えることなく、前記強度を変える請求項10に記載の方法。 請求項14 前記明るさスイッチを作動させる工程は、個々の焦点強度レベルおよび個々の周辺強度レベルの双方をある係数で乗算することにより、前記比、前記第1の関係および前記第2の関係を変えることなく、前記強度を変える請求項10に記載の方法。 請求項15 前記比は、100%焦点および0%周辺となっている第1の端部ポイントと0%焦点および100%周辺となっている第2の端部ポイントとの間で選択可能である請求項10に記載の方法。 請求項16 前記第1端部ポイントにて、前記焦点グループ内の少なくとも1つの焦点光源は、最大強度レベルにセットされ、前記周辺グループ内の少なくとも1つの周辺光源は、最小強度レベルにセットされ、前記第2端部ポイントにおいて、前記焦点グループ内の少なくとも1つの焦点光源は、最小強度レベルにセットされ、前記周辺グループ内の少なくとも1つの周辺光源は、最大強度レベルにセットされる請求項15に記載の方法。
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